盛岡大付「他とは違う」9回の同点打、叫びながら一塁へ——贯通日本资讯频道
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盛岡大付「他とは違う」9回の同点打、叫びながら一塁へ

盛岡大付は大会3日目の25日、21世紀枠の石岡一(茨城)と初戦を戦った。九回で同点に追いつき、延長十一回の末に3―2で逆転サヨナラ勝ちした。次戦は29日の第2試合(午前11時半開始予定)で、龍谷大平安(京都)と対戦する。


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練習量が生む自負 小川健成選手


「他とはやってきたことが違う」。盛岡大付の小川健成選手(3年)は何度も自分自身に言い聞かせた。2点を追う九回2死二、三塁。後がない状況で、バットを構え続けた。


相手投手は伸びのある直球と抜群にキレのあるスライダーを使い分ける。4球目、直球に反応してバットを振ると、球は内野を抜けて右翼側へ。走者2人を生還させ、土壇場で同点に追いついた。「絶対に負けないと思っていたから打ててほっとした」。試合後、笑顔を見せた。


他とは違う――。昨年夏の高校野球岩手大会でも選手たちが口にしてきた言葉だ。花巻南に大逆転勝利した試合でも、当時の主将らが泣きながら絶叫し、仲間を鼓舞した。


小川選手も練習量は「他とは違う」との自負がある。積雪のためグラウンド練習ができない冬場には、雪の上で毎日バットを振り続けた。体力強化にも取り組み、ベンチプレスではチーム内で2番目となる重さ110キロを持ち上げられるようになった。体力もついたことで打撃力が上がり、この日も逆方向に打球を飛ばし、逆転勝利を導いた。


次に戦う龍谷大平安の投手は左腕。「自分のような右打者が打たないといけない。すぐに対策したい」と闘志を燃やした。(御船紗子)


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