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花巻東、底力で初戦突破 9回に逆転されても落ち着き

(14日、高校野球岩手大会 花巻東5―4花巻北)


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昨夏の岩手大会の覇者・花巻東が、初戦敗退の危機を底力で突破した。


九回表、花巻北に一挙4点を奪われ逆転されたが、選手は落ち着いていた。先輩たちも幾度となく逆境を乗り越えてきたからだ。「逆転する雰囲気はあった」とその裏、代打菅が左前に同点適時打。十回は2死一塁で4番水谷が低めの直球を右翼線に運び、試合を決めた。水谷は「今日の接戦でチームは一段と強くなれた。そんな自分たちの姿を見せながら、勝ち進んでいきたい」。=岩手県営(緒方雄大)


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