「モノ言う株主」といわれる海外ファンドを、価値観が違うといって遠ざけることが多かった日本の大企業。そこに一石を投じるかのように、オリンパスが著名な米国ファンドから6月に取締役1人を迎えると表明した。
オリンパスではかつて、英国人社長が就任から半年で追い出された解任劇があった。過去の経営陣が犯した損失隠しを暴かれそうになったのがきっかけだった。そんな「古傷」も抱える大手メーカーが、どう変わろうとしているのか。4月に社長に就く竹内康雄副社長(62)に聞いた。
オリンパス、管理職人事を世界共通に 年功色なくす
■取締役会は多様性…