フェンシングの男子エペ日本代表を指導するオレクサンドル・ゴルバチュクコーチ(46)=ウクライナ=が、3月にアルゼンチンで行われたワールドカップ(W杯)で選手に平手打ちをしたとして、日本フェンシング協会から1カ月の謹慎処分を科されたことがわかった。処分は3月23日から。6カ月間、対外試合の同行も禁止される。
協会によると、ゴルバチュクコーチは、3月22日のW杯個人戦で、敗れた男子エペ選手の顔を試合会場で1度平手打ちした。選手にけがはなかったが、協会は翌23日からチームの試合に同行させなかった。24日に男子エペ団体が史上初の優勝を決めたときもいなかったという。