カヌー羽根田、今季初戦で優勝 「感覚戻りつつある」——贯通日本资讯频道
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カヌー羽根田、今季初戦で優勝 「感覚戻りつつある」

カヌー・スラロームのジャパンカップ第1戦が7日、富山市の井田川カヌー競技場で行われ、2016年リオデジャネイロ五輪・男子カナディアン銅メダルの羽根田卓也(ミキハウス)が今季初戦として出場して優勝した。男子カヤックは斎藤康祐(相模原市協会)、女子はカヤックが伊藤由佳(福井県スポーツ協会)、カナディアンは宇都宮栞(駿河台大)が優勝した。


復活への第一歩


予選のタイムは87秒61で、決勝は89秒71。「2本目(の決勝)は気負いすぎたが、1本目は収穫だった」。五輪プレシーズンの初戦を終えた羽根田は、納得した顔で振り返った。


昨季は国際大会で決勝進出ゼロ。パドルで力強く水をつかむ推進力アップにこだわり、「自分の中で戦っていた」。2月半ばから1カ月半のオーストラリア合宿ではスロバキアなど海外のライバルの取り組みに刺激を受けた。「感覚が良いときに戻りつつある。それが1本目に出た」という。


今季は東京五輪の代表の座をつかみながら、再び世界のトップクラスに戻ることを目指す。「悔しい1年だったので見返したい気持ちがある」。子供のころから通った富山の激流の中で復活への一歩をしるした。



〈メモ〉スラロームの2020年東京五輪代表選考 4月21日に日本代表最終選考会(山口県萩市)があり、代表はワールドカップ第2戦(6月、スロバキア)、同第3戦(6月、スロベニア)、世界選手権(9月、スペイン)、NHK杯(10月、東京)の4大会に出場。成績をポイントに置き換え、各種目1位が五輪代表に内定する。


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