(20日、東京六大学野球 早大13―1東大)
リーグ初のメジャー経験がある指揮官として初戦に臨んだ早大の小宮山監督は、大勝にも「点をとられた1球はもったいない。打撃にも雑なところがあった。これからです」と表情を引き締めた。
早大時代は通算20勝し、主将も務めた。当時師事した石井連蔵・元監督の墓前に前日「いよいよ始まります」と報告。応援団の大声援を受け、「試合中も一瞬、当時が脳裏をよぎることはあった」と振り返る。
勝利後、加藤主将(4年、早稲田実)からウィニングボールをもらうと「あと9個くれ」。めざすは2015年秋以来の優勝。「OBの方々に納得してもらえるような野球を今後もお見せしたい」