日本学生野球協会は18日、東京都内で審査室会議を開き、高校10件の不祥事の処分を発表した。校名・都道府県名非公表の事案は部内いじめにより被害生徒が自殺しており、対外試合禁止6カ月となった。菰野(三重)は2、3年生の計4人が通学中の態度などをめぐって1年生2人に暴力をふるい、越生(おごせ)(埼玉)は1年生5人が同学年の2人に対し腹部を殴るなどしたとして、いずれも同1カ月の処分を受けた。村野工(兵庫)の監督は部員のほおを複数回たたいたとして謹慎3カ月となった。
【対外試合禁止6カ月】校名・都道府県名非公表=3月27日から、部員のいじめ【同1カ月】越生(埼玉)=5月31日から、部員の暴力▽菰野(三重)=6月9日から、部員の暴力【謹慎7カ月】誠信(愛知)のコーチ=5月9日から、暴力、暴言、報告義務違反【同4カ月】上越(新潟)のコーチ=5月7日から、暴力、暴言、報告義務違反【同3カ月】郡山北工(福島)の監督=5月24日から、新入生徒の練習参加規定違反▽村野工(兵庫)の監督=6月3日から、暴力【同2カ月】市原緑(千葉)の監督=5月8日から、暴力、報告義務違反▽江戸崎総合(茨城)の監督=5月17日から、暴力、報告義務違反【同1カ月】日田(大分)の監督=5月15日から、暴力