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アーロン氏「王さんとの大会継続は誇り」 世界少年野球

第29回世界少年野球大会(朝日新聞社など後援)が、7月30日から9日間、福島市で開催される。世界少年野球推進財団(WCBF=王貞治理事長)が28日、発表した。大会は、王氏と大リーグで755本塁打のハンク・アーロン氏が提唱し、1990年に始まった。会見では、85歳のアーロン氏から79歳の王氏へ「本塁打王になったこともうれしいが、僕の一番の誇りは、王さんといっしょにこの大会を続けていること。王さんはまだ若いから、この大会をずっと続ける義務がある」とのメッセージが紹介された。90年の第1回大会は米国で開催されており、アーロン氏は「僕が元気なうちに、米国でもう一度開催してほしい」と話したという。王氏は笑顔をみせ「アーロンさんの熱い思いが届いた。米国での開催を検討したい」と語った。


福島で初開催となる今回は、世界14カ国・地域から120人が参加する。福島では来年の東京五輪で野球とソフトボールの開幕戦が開催されることもあり、王氏は「力を合わせて盛り上げ、五輪につなげたい」。


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