競泳日本代表でコーチを務めた萱原茂樹氏が、所属するアリーナつきみ野SC(神奈川県大和市)で選手に暴言を吐いたり、パワハラ行為をしたりしたとして、日本水泳連盟から3年間の資格停止処分を受けたことが23日、わかった。萱原氏は日本水連に不服申し立てを行っている。
関係者によると、選手の顔に落書きをしたり、「練習に来るな」と暴言を吐いたりするなどとして、昨年12月にクラブの保護者7人が日本スポーツ協会の相談窓口に通報。日本水連が調査し、弁護士らによる第三者委員会で「反倫理的行為があった」と認定し、3月に処分を通達した。萱原氏は女子自由形リオデジャネイロ五輪代表の青木智美らを指導してきた。