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元選抜バッテリーが監督対決 先行、逆転し…の好勝負に

(7日、高校野球群馬大会 前橋東5-3沼田)


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元選抜バッテリーの初対決となった沼田―前橋東は接戦の末、前橋東が勝利を手にした。


沼田の松下繁徳監督(35)と前橋東の小暮直哉監督(34)は前橋高時代の2002年春、投手と捕手として選抜大会に出場、初戦で惜敗した。共に大学を経て高校野球の指導者に。前橋工では小暮氏が監督、松下氏が責任教師としてコンビを組んだ。


6月の組み合わせ抽選会で初対決が決まった時、両監督は「よろしく」とあいさつしたという。本番のこの日は前橋東が先行、沼田が集中打で逆転、さらに前橋東が追いつき勝ち越すという好勝負に。


小暮監督を意識せず、平常心で臨んだという松下監督は「後半、逆転したかったが、打てなかった。悔しい」。「前橋東は打撃がよくて、よく考えて野球をしている」とほめた。


一方、小暮監督は「あの甲子園から17年で、監督対決が実現するなんて夢のよう」と感慨深げ。「沼田の打線はここぞの時の集中力がすごくて怖かった」と元エースに敬意を表した。(野口拓朗)


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