|
(9日、高校野球茨城大会 伊奈5-0茨城高専) ニュースや動画をリアルタイムで!「バーチャル高校野球」 七回表2死、茨城高専の渡辺大喜君(3年)が、この日3回目の打席に入った。チームはここまでヒットがない。「1、2回目の打席で、直球に絞れば打てると思った」。狙い通り内角低めを振り抜き、中前にはじき返した。 緩急織り交ぜた投球が身上のエースだが、1年ほど前から腰痛に悩まされてきた。接骨院に毎週通ったが完治しない。この日も試合途中から痛みが出たが、「いつものことだから」と割り切って、投球に専念した。再三、走者を背負いながら、粘り強い投球で、七回にマウンドを譲るまで2失点でしのいだ。 チームは昨夏の大会後、部員が6人になり、秋の大会は合同チームで出場。今春、新入生が加わり、夏は単独で出場できた。 試合は渡辺君の安打1本に抑えられ完封負け。主将の内藤大地君(3年)は「少ない部員でも他校との合同練習でモチベーションを保ってここまで来た。きょうは打線が支えてやれなかったが、渡辺は痛みを押してよく投げてくれた」と感謝を述べた。(谷口哲雄) |
腰痛「いつものこと」 エース粘投、チーム唯一の安打も
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
常総学院戦前夜、父に頼み込んだ 二人三脚、親子の夏
一塁コーチャーは野球部新聞記者 最新号は初戦前日発行
「今のままでは甲子園は無理」部員の言葉で変わった監督
土浦日大、自主性で想像以上の爆発力 昨夏見せた効果
「集中力」発揮で失策0 ユニホームばらばらな球児たち
5月に結成、守備練習は不足でも 茨城の4校連合が勝利
模試全国1位の主将「野球も勉強も同じ」 常に考え行動
本校と分校が対戦「野球の神様が…」 校長の応援場所は
野球に夢中、耳のことは気にならない 自分を変えた球児
唯一の3年生は生徒会長 夏の初安打に「最後に打てた」
ストレッチなしアップなし 練習時間「県内最短」の秘密
天が「阿部風」吹かせてくれた 頑張り屋の4番が逆転弾
笑顔の主将は「代打の切り札」 打ち取られても全力疾走
最後の夏に双子で1、2番 「つなぐ思い」で2人で好機
嫌いな言葉は「来年がある」 2年生エースが意地の三振
元DeNA須田投手「緊張もプレッシャーも力に変えて」
混戦予想の茨城大会「非常に戦国時代」 夏の王者は?
選手宣誓に決まったのに…壇上降りようとして止められた
エースがこだわった直球勝負「よし、併殺」と思ったのに
金足農の再現ならず、農業系・石岡一 戦い方は同じでも
石岡一に唯一の女子選手 「兄と同じ場所に」決意の進学
野菜作りで「体幹訓練」 初出場の石岡一、旋風の再来を
三塁コーチを極めた2年半「何千球も見てきた自信」
「100回行けず寂しい」常総、決勝で負けない伝統崩れ
昨夏大敗した甲子園へ 土浦日大エース5点差でも緩めず










