(14日、高校野球福岡大会 近大福岡3-2小倉東)
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近大福岡の6番サードで先発出場する城島優太君(3年)が攻守に存在感を放っている。父はダイエーホークス、大リーグのマリナーズなどで強打の捕手として鳴らした城島健司氏(43)。長男のプレーにスタンドから熱視線を送る。
7日にあった初戦の小倉西との試合では2安打1打点。14日の小倉東戦では無安打だったが、中継プレーで走者を本塁でアウトにしたり、併殺を奪ったりと守備が光った。
「野球が身近にある環境だったので」と小学4年から始めた。
近大福岡の肘井利一監督は「ミート力に非凡なものがある」と評価するが、城島君は「野球は高校で一区切りつけて、卒業後は料理の道に進みたい」と話す。父とよく魚釣りに行く影響だという。(奥村智司)