この世代の若者は、より多くの物を欲しいとためらうことなく語り、その物に対する見方には余裕があり、結婚観はより理性的になっている。
男性側の家庭が強く感じる「マイホーム購入」のプレッシャー
「報告」によると、「結婚後は賃貸物件でもいい」と考える男性は6割であるのに対して、女性は4割にとどまった。「結婚後、賃貸物件はいや」と答える女性の主な理由は、「マイホームがないと安心感がない」だ。そのため男性側の家庭における「マイホームを購入しておかなければ」というプレッシャーは、女性側の家庭より大きいことになる。
中国では、親が子供のために、特に息子のために結婚用のマイホームを購入するというのが伝統的な観念だ。調査では、結婚用のマイホームについて、「親が購入する必要はない」という回答は4.8%にとどまった。「結婚」と「マイホーム」はセットで考えられており、女性側の母親による「マイホームが結婚の条件」というプレッシャーに、男性側の家庭の経済的負担はより重くなっている。調査では、「息子がいる親は結婚用のマイホームを準備すべき」との回答が最も多くその割合は33.2%に達した。一方、「娘がいる親は結婚用のマイホームを準備すべき」との回答は9.3%にとどまった。つまり、男性側の母親のプレッシャーは、女性側の女性より4倍近く大きいことになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年5月22日