崔氏は、「ここから言えるのは、今や中国の対外開放が新たな段階に入ったことだ。中国は今、国内市場と国際市場がますます融合する深いレベルの開放の推進に力を入れている」とした。
崔氏は、「2020年には外商投資法が正式に施行されると、参入前・参入後内国民待遇が絶えず実施され、参入する場面が絶えず開放されることで、ネガティブリスクがさらに縮小し、開放される分野がより全面的になり、開放のレベルがさらに深まりと広がりをみせた。市場参入後に運営が認められるかどうか、開放の『大きな扉』が開いた後で『小さな扉』も開くかどうかが、現在の対外開放の重点だ」と述べた。
崔氏は特殊な年だった今年を振り返り、「中国経済の全体的な回復状況は予想よりも好調だ。特に世界では対外直接投資が通年で40%減少するとみられる背景の中、中国の外資導入は引き続きプラス成長を達成した上に、第13次五カ年計画期間で米ドル建ての実行ベース外資導入額の伸びが最も速い年になる可能性がある」と述べた。
崔氏が、「中国は世界経済の安定に大きな役割を果たした。世界2位のエコノミーとして、中国経済の発展は世界経済の発展と密接に結びついている。より高いレベルの開放へと前進する中国は今後、世界経済にとって重要な推進力を生み出し、プラスのエネルギーを注入することになるだろう」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年12月15日