14日発売の米誌タイム最新号は、05年の「今年の発明」に、韓国ソウル大の黄禹錫(ファン・ウソク)教授のチームが誕生させた世界初のクローン犬「スナッピー」を選んだ。同誌は毎年、最も目覚ましい発明を「今年の発明」として選定している。
同誌は選定理由として「黄教授のチームはクローン技術で数々の成功を収めているが、スナッピーはその中でも歴史的だ」と述べた。
犬のクローンづくりは哺乳(ほにゅう)類の中でも難しいとされる。黄教授は同誌に対し「わたしは牛や豚など、多くのクローンをつくったが、スナッピーが生まれた時は格別だった」と語った。
同誌はまた、05年の「最もクールな(かっこいい)発明」の一つに、、レバー一つで走り回る一人乗りの超小型電気自動車「i-unit(アイユニット)」(トヨタ自動車)を選んだ。(ニューヨーク共同)