安い輸入豚肉に関税を課す「差額関税制度」を悪用し、関税約11億円を免れたとして、東京地検特捜部は27日、群馬県桐生市の食肉輸入販売会社「ふじよしや」の藤本昌弘社長(58)を関税法違反(脱税)の罪で在宅起訴、法人としての同社を同罪で起訴した。差額関税制度は国内業者を保護するため、安価な豚肉に関税を課す仕組み。東京税関が2月に告発していた。
「自毛植毛」医療法人の脱税事件、2人に実刑判決3900万円脱税容疑、電気工事会社を東京国税局が告発1億円脱税した疑い、会社社長ら3人逮捕 名古屋地検海外の損失話で脱税か 指南役の弁護士らに謝礼数千万円弁護士ら3人、脱税容疑で再逮捕 3.4億円隠した疑い元国税の税理士、脱税事件に関与か 業務停止の懲戒処分5千万円脱税の疑い、弁護士ら逮捕 相談受け指南か5700万円脱税の罪で在宅起訴 東京の建築設計会社長