【ワシントン=芦塚智子】米司法省は17日、過激派「イスラム国」に参加するためシリアに渡航しようとしたとして、テロ組織の支援を企てた罪などで元空軍兵士のテイロッド・ネイサン・ウエブスター・ピュー容疑者を起訴したと発表した。
同省によると、ピュー容疑者は航空整備士で、空軍退役後は米国や中東で働いていた。今年1月にシリアに渡る目的でエジプトからトルコに向かったが、トルコ当局に入国を拒否された。所持していたコンピューターなどからイスラム国への入国経路や過激主義に関するデータが見つかったという。米国に強制送還後に身柄を拘束された。