米ウォルマート・ストアーズ傘下の西友は12日、経営トップの最高経営責任者(CEO)に上垣内猛執行役員シニア・バイス・プレジデント(50)が昇格する人事を発表した。同日付で就任した。同社で日本人が経営トップにつくのは2011年以来。
上垣内氏は07年からユニリーバ・ジャパンで社長を務め、12年に西友に入社。執行役員シニア・バイス・プレジデントに就き、店舗運営本部やお客様相談室などを管掌してきた。
同社では前CEOのスティーブ・デイカス氏が5月1日付で退任しており、CEO職は異例の空席が続いていた。