日本ラグビー協会は11日、東京都内で理事会を開き、神戸製鋼ゼネラルマネジャー(GM)で52歳の平尾誠二氏や、日本代表GMで39歳の岩淵健輔氏らを新たな理事候補とする案を承認した。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会に向けた組織の若返りが狙いで、28日の評議員会で正式決定する。
また、今月限りで5期務めた会長職を退く森喜朗会長は、自身の後任に岡村正東芝相談役が就任する見通しを明かした。副会長には現在専務理事の矢部達三氏のほか、関東、関西、九州の3協会の会長が新たに就くという。
理事会では約2億3600万円の黒字となる2014年度決算を承認した。黒字転換は4年ぶり。トップリーグの複数企業から代表強化を目的に寄付を受けたことが主な要因となった。〔共同〕