大王製紙(3880)は30日、26日に開催した第104回の定時株主総会における議案の議決権行使結果を発表した。取締役14人を選任する第2号議案で、佐光正義社長の再任案の賛成率は71.2%だった。筆頭株主で持ち株比率が21.65%(2015年3月31日時点)の北越紀州製紙(3865)が佐光社長の再任に反対する方針を示していた。
一方で、北越紀州紙が大王紙に派遣している役員の近藤保之氏の賛成率は56.9%だった。佐光社長と近藤取締役以外の賛成率は99%前後だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕