子供に休日、防犯ブザーを持たせる母親は1割程度――。小学生の子供を持つ働く女性500人を対象とした大手警備会社のインターネット調査で、こうした結果が明らかになった。担当者は「親の目から離れやすくなる夏休みの前に、防犯ブザーなどで安全対策を」と呼び掛けている。
どんな場合に防犯ブザーを持たせているかについて複数回答で尋ねたところ、62.6%が「登下校時」と回答。しかし、「休日、子供だけで公園や友人宅に行く」は10.6%、「休日、子供だけで繁華街などに行く」8.2%、「休日、子供だけでお稽古事へ行く」8.0%に、それぞれとどまった。
子供の安全を守る対策としては、50.0%が「防犯ブザーの活用」と答え、「携帯電話などのGPS(全地球測位システム)による所在地の確認」も45.4%。「近所で連携し子供に声掛けする」は34.4%だった。
警備会社のALSOKが6月中旬、ネット調査会社を通じて調べた。〔共同〕