安倍晋三首相は13日夜(日本時間)、トルコ最大の都市イスタンブールに到着する。その後、エルドアン大統領との会談に臨み、交渉中の経済連携協定やシリアやイラクから欧州に流入する難民対策などを協議する。
会談後、両首脳は1890年にトルコの軍艦が現在の和歌山県串本町の沖合で沈没した際、町民が救助にあたったエピソードを描いた映画をともに鑑賞する。
その後、同国南部の保養地アンタルヤで15日から20カ国・地域(G20)首脳会議に出席。経済政策「アベノミクス」の新3本の矢を説明し、世界経済の成長に貢献する姿勢を示す。