10年目で初めて首位打者を獲得したヤクルトの川端慎吾内野手が14日、東京都内の球団事務所で4年契約を結んだ。来季年俸は7500万円増の1億6千万円。順調なら来季に国内フリーエージェント権を取得する予定だが「ずっとヤクルトで野球をやりたい。他球団に行く気持ちはない」とチーム一筋を誓った。
バントをしない2番打者としてセで今季最多の195安打を放った。打撃で14年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献し「2年連続の首位打者を目指す」と来季の目標を掲げた。
2年連続で開幕投手を務め11勝8敗だった小川泰弘投手は3500万円増の1億円でサインした。ヤクルトでは古田敦也、青木宣親と並び、4年目の年俸での大台到達となった。「最大限の評価をいただいた。来季は200イニングを目標に、最多勝を目指したい」と責任感をにじませた。(金額は推定)〔共同〕