民主党北海道連道民生活局長の池田真紀氏(43)は19日、町村信孝前衆院議長の死去に伴う来年4月の衆院北海道5区補欠選挙に無所属で立候補する意向を表明した。民主党は推薦する方針。池田氏は札幌市内で記者団に「政党や組織の枠を超えて国民の声を結集させて戦いに挑みたい」と述べ、野党各党に支援を呼びかける考えを示した。
上田文雄前札幌市長らがつくる市民団体が池田氏に出馬を要請していた。特定の政党色を薄め、野党各党が相乗りする形で支援する事実上の野党統一候補となる見通し。
同補選では自民党が町村氏の次女の夫の和田義明氏(44)の公認を決定している。共産党も新人候補を公認している。