日本取引所グループ(8697)は4日、東京証券取引所内の東証アローズで2016年の大発会を開いた。清田瞭グループ最高経営責任者(CEO)は東証と大阪証券取引所の統合から4年目を迎えることについて触れ「発足直後の第1次中期経営計画は3月で終わる。現在、新中期経営計画を策定している」と話した。統合直後との大きな変化として、金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックを挙げ「従来のITの概念を超えて、劇的に金融サービスを変える可能性がある」と取り組みを進める考えを示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕