「東京レインボーパレード2016」の出発を待つ細野豪志衆院議員(右から2番目)ら=8日午後、東京・代々木公園、二階堂友紀撮影
■細野豪志衆院議員(性的少数者の課題を考える超党派国会議員連盟の顧問)
去年は東京都渋谷区の条例がニュースになったが、今年は国会が動くか動かないかだ。我々(民進党)は差別解消(法案の骨子)というたたき台を出しており、せめてそこまではいきたい。ただ、自民党からそれとは違う案が出てきた。
(自民党は)「カミングアウトする必要のない社会」というが、これ(「東京レインボープライド2016」のパレード)を見たら分かる通り、カミングアウトして自由に生きたいという人は日本にたくさんいる。そういう人たちを後押しするような法律をつくりたい。我々は国会議員なので、そこ(立法)で役割を果たしたい。ちょうど今、分水嶺(ぶんすいれい)、分かれ目だ。(パレードの出発前、東京・代々木公園で記者団に対して)