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五輪野球、東京後の存続難題 大リーグの参加見通せず

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東京五輪で新たに認められた5競技


2020年東京五輪に、野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技が追加される。3日(日本時間4日午前)、ブラジル・リオデジャネイロでの国際オリンピック委員会(IOC)総会での決定は、主に野球の復帰を熱望する日本と、若者に人気の競技を加えたいIOCの思惑が合致し、5競技をまとめて諮る方式で承認された。ただ、野球が24年大会以降も存続する鍵となる大リーグ(MLB)の参加は厳しそう。18種目が増えることで、大会の運営経費も増える。


東京五輪、野球・ソフトなど5競技18種目の追加決定


野球は大リーグ(MLB)参加の確約が取れず、IOCプログラム委員会のカラーロ委員長は総会で「MLBと合意できないと、20年より後は難しい」と明言。現状では東京大会後の残留は厳しい。


「MLBとの交渉がうまく行かない場合どうするのか」「ゴルフで嫌な体験をした。リオでは多くの選手が辞退した」。総会では委員から懸念の声が相次いだ。IOCにとっては、リオ五輪で男子ゴルフのトップ選手が軒並み辞退して、メンツをつぶされた思いもある。


MLBは除外前から一貫して、…



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