九回表、ソフトバンクに勝ち越しを許し、降板するマーティン=山本裕之撮影
(13日、CS最終ステージ ソフトバンク6―4日本ハム)
勝利の方程式が崩れた。日本ハムは九回、守護神のマーティンを投入する。左足首の捻挫でシーズン終盤は投げられなかったが、前日は6点リードで「調整登板」。まして1点差だ。当然の起用は、裏目に出た。
スライダーが決まらず、死球、四球と苦しい投球が続いた後、重盗で揺さぶられ、連打を喫し、逆転を許した。「いいところもあれば、弱点もある。なかなか自分の投球ができなかったが、そういうこともある」と栗山監督はかばう。
盤石の継投、のはずだった。中…