女子SPで演技する三原舞依=遠藤啓生撮影
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは21日(日本時間22日)、第1戦スケートアメリカが米シカゴで開幕した。今季からシニアの大会に本格参戦する三原舞依(17、神戸ポーアイFSC)は、昨年から抱えていた関節の痛みを乗り越えての出場だ。
フィギュア特集 Kiss and Cry
17歳三原がSP2位、浅田5位 フィギュアGP第1戦
三原はスケートアメリカと、第5戦の中国杯(北京)に出場を予定。20日の公式練習では「憧れの選手と同じ会場にいることがうれしい。元気よく、のびのびとした演技をしたい」と初々しく意気込みを話した。9月はネーベルホルン杯(ドイツ)で、2015年世界選手権金メダルのトゥクタミシェワ(ロシア)を抑えて優勝と、幸先のいいスタートを切った。
昨季は、スペイン・バルセロナで12月にあったジュニアGPファイナルで6位。ただ、この大会の前から体には異変が起こっていた。ジャンプのとき、踏み込もうとしても足が曲がらない。大会を終えて帰国する際、ベッドから起き上がることができず、集合時間に遅れるほどだった。
指導する中野園子コーチは「夏…