7日の練習を終え、ファンサービスに応じる川崎の大久保
J1歴代最多の171得点を挙げている川崎のFW大久保嘉人(34)が7日、来季からFC東京へ移籍することを認めた。大久保は「川崎で4年やってきて、もう1回チャレンジしてみようと思った」と決断の理由を語った。
今季で川崎との2年契約が終わる大久保。2年前にもFC東京からは獲得のオファーがあった。「また話を持ってきてくれたところに誠意を感じた。条件は関係ない」。川崎はJ1のチャンピオンシップと天皇杯の試合を残している。大久保は「(移籍のことを)隠していたら、なんか気持ち悪い。言ってしまった方がスッキリする。絶対に優勝して、川崎のみんなで喜びたいという気持ちしか、今はない」と話した。
大久保は2013年に神戸から川崎へ移籍。15年シーズンまで、史上初となる3年連続のJ1得点王になった。16年は得点ランク3位タイとなる15ゴールを挙げた。