松山英樹
男子ゴルフの世界トップ級が参加したヒーロー・ワールド・チャレンジは4日、バハマのアルバニーGC(パー72)で最終ラウンドがあり、単独首位から出た松山英樹(24)が初優勝。タイガー・ウッズ(米)の復帰戦として注目された大会で世界ランキング6位の力を示した。
2位に7打差をつけていた松山は前半2バーディーを奪ったが、10番でダブルボギーをたたくと、14番でもボギーの73で、4日目で初めて70台となった。全英オープンを制したヘンリク・ステンソン(スウェーデン)が四つスコアを伸ばし2打差に迫られたが、通算18アンダーで逃げ切った。
この大会はウッズが主催し、米ツアーには含まれないが、松山は10月の世界選手権シリーズ・HSBCチャンピオンズ、11月の国内ツアー・三井住友VISA太平洋マスターズに続く、個人戦では出場3試合連続の優勝となった。
腰のけがから15カ月ぶりに復帰したウッズは4アンダーで、18選手(1人途中棄権)の中で15位だった。