インタビューに応じるトーベン・イェンセン社長=12日午後、名古屋市港区、吉本美奈子撮影
来年4月、名古屋市港区に開業予定のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」のトーベン・イェンセン社長が12日、朝日新聞のインタビューに応じ、「開業後は敷地を4ヘクタール拡張し、リゾートにする」との方針を語った。開業まで100日余となり、施設建設は9割まで進んでいるという。
開業当初は、9・3ヘクタールの敷地にローラーコースターなど40以上のアトラクションを設置する。イェンセン社長は「遊びに来て、泊まってもらうことがポイント。リゾートにする長期計画はできている」と語り、開業後に付近にホテルを設けるほか、敷地を広げてアトラクションを増設し、滞在型観光施設として整備する考えを示した。
拡張するのは、港区の金城ふ頭内で隣接する名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)第1展示館の跡地4ヘクタールを予定している。イェンセン社長は「海外のパークで人気のアトラクションを造ることや、親会社(英マーリン・エンターテイメンツ社)が展開する施設を持ってくることなどを検討している。来客に飽きられない仕組みを考えたい」と述べた。
イェンセン社長は、名古屋が国内主要8都市で「行きたくない街ナンバーワン」と話題となっていることについて、「こんなに取り上げられていることは逆にチャンス。レゴランドが名古屋に来てもらう理由にならないといけない」と意気込みを語った。
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