23日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均が3営業日ぶりに反発した。終値は前日より14・93ドル(0・07%)高い1万9933・81ドルだった。クリスマスの連休を前に、積極的な売買が手控えられた。ダウ平均は11月の米大統領選後に上昇傾向が続いているが、史上初めてとなる「2万ドル」の大台を前に足踏み状態となっている。
ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より15・27ポイント(0・28%)高い5462・69で取引を終えた。
23日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅な値動きが続いた。午後5時(日本時間24日午前7時)時点の対ドルの円相場は、前日の同じ時刻に比べて04銭円高ドル安となる1ドル=117円44~54銭だった。(ニューヨーク=畑中徹)