侍ジャパンの主砲として期待される横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手=横浜スタジアム、迫和義撮影
野球の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が3月に開かれる。侍ジャパンの得点源として期待されるのが、昨季、44本塁打、110打点で2冠を獲得したDeNA・筒香嘉智外野手(25)。初出場となるWBCへの意気込みを語った。
――3月にWBCが開催される。日本の中心打者としてどんな姿を見せたい?
「日の丸を背負って侍ジャパンのトップチームでやる以上は、世界一にならないといけない。第1回大会からテレビで興奮しながら見ていて、『いつかこういう舞台で俺も活躍したい』と思い続けていた。いまの自分が世界でどこまで通用するのか、楽しみ。今度は僕が子どもたちに夢や元気を与えられるようなプレーがしたい」
――昨年11月のメキシコとオランダとの強化試合では「5番打者」として全4試合で打点を挙げた。「4番打者」へのこだわりは?
「周りはすごい選手ばかり。『4番』というのは特別な打順だけど、全員で勝利に向かって戦うことが大事だと思う。自分の成績よりもチームとして勝つことが一番。そのなかで勝利につながる活躍をしたい」
――昨季はリーグ2冠でチーム…