福岡県大川市の市立川口小学校で、ハンドボール用ゴールの下敷きになり死亡した4年生の梅崎晴翔(はると)君(10)の死因は、出血性ショックと背部打撲だった。筑後署が15日、明らかにした。この日は市内で通夜が営まれ、梅崎君の同級生らが訪れ、悲しみに包まれた。
ゴール倒れ下敷き、小4男児死亡 福岡、体育の授業中
参列者によると、梅崎君の父親は事故に触れることなく、参列者にお礼の言葉を述べたという。梅崎君と保育園時代に仲良しだったという男児の母親は「明るくてサッカーが大好きな子だった」と振り返り「会場には写真がいっぱい飾られていて、息子と3人で肩を組んで笑っている写真もあった。悲しみがあふれてきた」と語った。
参列した記伊哲也・市教育長は「おわびするために参列した。ただ、ただ悲しいばかりです」と涙を流していた。