第66回別府大分毎日マラソン大会は5日、大分市高崎山・うみたまご前をスタートし、大分市営陸上競技場にフィニッシュするコースで争われ、2012年ロンドン五輪6位の中本健太郎(安川電機)が2時間9分32秒で優勝した。中本はマラソン14度目で初優勝。この大会は今夏のロンドン世界選手権の日本代表選考会を兼ねており、日本選手1位となった中本は選考対象となる。日本選手の優勝は62回大会の川内優輝(埼玉県庁)以来4年ぶり。昨年の北海道マラソンを制した木滑(きなめ)良(MHPS)が3位、初マラソンの大石港与(みなと、トヨタ自動車)が4位に入り、新人賞を獲得した。
スタート時の天気は曇り、気温12度、湿度88%、北の風1・2メートル。
〈新人賞の大石〉 「今はトラックで勝負したいが、種目の選択肢が広がったかな。それにしても中本さんはすごい。本当にすごい」
【成績(すべて2時間台)】
①中本健太郎(安川電機)9分32秒②デベレ(エチオピア)10分23秒③木滑(MHPS)10分30秒④大石(トヨタ自動車)10分39秒⑤伊藤(スズキ浜松AC)10分52秒⑥ルムシエ(モロッコ)11分58秒⑦鈴木(愛三工業)12分8秒⑧岩田(MHPS)12分15秒⑨日下(日立物流)12分42秒⑩ケニー(ケニア)13分33秒