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アスクル倉庫火災、総務省消防庁が「長官調査」

埼玉県三芳町上富の事務用品通販大手「アスクル」の物流倉庫で起きた火災で、総務省消防庁は23日、同庁長官の判断による火災原因の調査「長官調査」を始めた。23日で火災発生から1週間となったが、鎮火には至っていない。


長官調査は、社会的な影響の大きい火災などを対象に行われるもので、昨年12月に新潟県糸魚川市で起きた大規模火災の際にも行われた。この日の調査は午前11時ごろから開始。同庁消防研究センターの職員のほか、国土交通省の職員らも立ち会った。


報道陣の取材に応じた同センター原因調査室の塚目孝裕室長などによると、建物の外周を確認した上で、今後、どのように調査を進めていくかを決めるための情報収集を行ったという。まだ鎮火が確認されていないため、安全が確認され次第、出火元や延焼した原因などを調べる。


入間東部地区消防組合によると、3階建て倉庫のうち1、2階は鎮火状態になり、3階部分を中心に放水作業を行っているという。


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