三回裏巨人2死二塁、先制の適時打を放つ坂本勇=時事
(13日、巨人5―1ソフトバンク)
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試合前に、成績不振でGMの交代が決まった巨人。投打の柱が、その重苦しい雰囲気を吹き飛ばした。
打線を引っ張ったのは3番で主将の坂本勇だ。三回2死二塁から左中間へ適時二塁打。「流れを変えるには先制点が大事。いいところで打てて良かった」。体調不良で先発メンバーから2試合外れていたが、七回にも左前適時打を放つなど3安打2打点と暴れた。
エースの菅野も「絶対に勝つ」と気合が入っていた。直球中心の配球で攻めて相手打線を圧倒。9回3安打1失点の完投で、チームに5月16日以来の東京ドームでの勝利をもたらした。お立ち台で、菅野は巻き返しを誓った。「(13連敗は)情けなかった。でも、自分たちはまだまだ諦めていません」
○高橋監督(巨) GMの交代について、「私たちの力のなさがこういう形になってしまった。まだ試合は続くので、できることをやっていく」。