シニア初戦で金メダルを獲得し、取材に応じる本田真凜=後藤太輔撮影
16日まで米ソルトレークシティーで開かれたフィギュアスケートのUSインターナショナルクラシックの女子で優勝した本田真凜(大阪・関大高)と報道陣の主な一問一答は次の通り。
本田真凜、フラフラの中で金メダル 空気薄い高地の初陣
フィギュア特集 Kiss and Cry
――シニア国際大会のデビュー戦で良い結果を収めることができた。
「標高が高い中で、今、自分ができることはできたんじゃないかなと思うんですけど、全然、満足できるような演技ではなかった」
――演技前はどんな状態だったか。
「すごく集中して、絶対、何があっても最後までやると何回も自分に言い聞かせた。体力を温存して滑るんじゃなくて、最初から全力で滑ろうと思って滑れた。後半は本当に途中から覚えていなくて。どんな感じで最後、演技をしたのか覚えていないんですけど、自分との戦いに勝てたんじゃないかなと思う」
――フィニッシュのポーズで足元がフラフラだった。
「最後までできたと思ったのと、後半の二つのジャンプをあまり覚えていなかったので、どうだったかな、というのを考えていた。リンクではしっかり気を持たないといけないなと思っていた。氷に乗っている中では最後まで自分の役目を果たせた」
――浜田コーチが「頑張って」と。
「聞こえました。もう本当にきつくて、頑張れって聞こえたので、頑張りました。ふふふ。あんまり覚えていないですけど、最低限、しっかり最後まで、自分が今回の試合でやるべきことが出せた」