沖縄県名護市長選の立候補予定者を激励する自民党の(左から)萩生田光一幹事長代行、二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理=4日午後、名護市、寺本大蔵撮影
自民党の二階俊博幹事長は4日、沖縄県名護市を訪れ、同市長選(28日告示、2月4日投開票)で自民、公明両党が推す立候補予定者と面会し、「選挙は最後まで頑張った者が勝つ。一緒になって最後まで戦い抜く」とげきを飛ばした。投開票まで1カ月となり、政府・自民党は幹部を続々と応援入りさせる予定だ。
米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非が争点になる同市長選は、今秋に予定される県知事選の前哨戦と位置づけられ、政府・自民党は地方市長選としては異例の支援態勢を敷く。この日は萩生田光一幹事長代行、林幹雄幹事長代理らが二階氏に同行。先月29日には菅義偉官房長官が同市を訪れ、「名護振興」を掲げてテコ入れを図った。(寺本大蔵)