飲食店の受動喫煙対策
自民党厚生労働部会は22日、厚生労働省が示した受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を了承した。飲食店は原則屋内禁煙とするが客席100平方メートル以下で、個人経営か資本金5千万円以下の中小企業が経営する既存店では、例外的に喫煙を認める。異論も出たが、前に進めるべきだという意見が多数を占めた。与党の手続きを経て、3月上旬にも閣議決定し、今国会での法案成立をめざす。
喫煙可の飲食店「客席100平米」 厚労省案修正
飲食店などの喫煙専用室の準備期間を考慮し、対策の全面実施を2020年4月とする。違反が悪質な場合、施設管理者に最大50万円、たばこを吸った人に最大30万円の過料を科す。都道府県知事らの指示や勧告、命令に従わない場合に適用する。
例外的に喫煙を認める飲食店は…