(23日、高校野球南埼玉大会決勝 浦和学院17―5川口)
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夏の甲子園、歴代最高の試合は? 投票ベストゲーム
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最高の感触だった。1点勝ち越した直後の二回、浦和学院の主将・蛭間が右翼へライナーで飛び込む3点本塁打を打つ。「春まで投手に頼りきり。夏は打って勝ちたかった」。その言葉通り、チームは19安打で17点を奪った。
強豪と言われてきたが、夏の甲子園は5年ぶり。1年からベンチ入りしてきた蛭間としても、甲子園は近そうで遠かった。今年は私生活や練習を一から見直し、「革命を起こす」。自立の意味で「監督を越える」が合言葉になった。
蛭間は走攻守そろった高校日本代表候補。エースの渡辺もプロ注目の逸材と能力の高い選手がそろう。蛭間は「まとまり」や「団結」といった言葉は使わない。「甲子園でも一人一人がやるべきことをやる。それが総合力になる」(坂名信行)