第100回全国高校野球選手権記念大会に出場する代表校の甲子園見学で7月31日、白山(三重)の女性の責任教師が打席に入って素振りをし、大会本部に注意を受けた。
今大会は出場校が56校と多く、例年の各校30分間の甲子園練習ではなく、15分間の見学のみとしている。日本高校野球連盟の竹中雅彦事務局長は「時間も限られるので、登録選手以外の人が打席に立つのは遠慮してもらっている。女性だからダメ、ということではありません」と説明した。また、大会本部では見学の前に、各校の責任教師に対して「背番号をつけた選手以外の者が打席に入ったり、マウンドに登ったりするのはご遠慮ください」などと口頭で注意事項を伝えていた。