バドミントンの世界選手権は4日、中国・南京で各種目の準決勝があり、女子ダブルスで初出場の松本麻佑、永原和可那組(北都銀行)が第5シードのインドネシアペアを2―0(21―12、23―21)で破り、決勝進出を決めた。準決勝のもう1試合は日本勢同士の対戦のため、この種目では1977年の第1回で優勝した栂野尾悦子、植野恵美子組以来の日本勢の優勝が決まった。
身長177センチの松本と170センチの永原はともに22歳の「大型ペア」。現在の世界ランキングは9位で、2日の3回戦ではリオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)をストレートで破っていた。
準決勝のもう1試合は世界ランキング5位の米元小春、田中志穂組(北都銀行)と同2位で前回銀メダルの福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)が対戦する。