武豊騎手に抜かれるまで2943勝で中央競馬の歴代最多勝騎手だった岡部幸雄さん(69)が今年7月、モンゴルを訪ねた。目的の一つはナーダムの競馬を見ることだった。
ナーダムは国が主催する「お祭り」だ。毎年、独立記念日の7月11日から3日間行われる。この中でモンゴル相撲、モンゴル弓道、モンゴル競馬の3競技が争われる。
モンゴル競馬の騎手は6歳から12歳までの子どもたち。出走馬の年齢によって距離は違うが、12~25キロの草原を駆け抜ける。数百頭が同時に走る姿は壮観だ。
岡部さんはレースの数日前から関係者に密着し、レースでは車に乗って並走するなどした。馬と暮らす子どもたちの生き生きとした表情が印象に残ったという。
競馬中継などの番組を提供しているグリーンチャンネルでは、今回のモンゴル訪問を「岡部フロンティア2018モンゴル編」という前後編のドキュメントにまとめた。
同番組の完成披露先行試写会が9月28日夜、岡部さんも出席して行われる。入場は無料で150組300人を招待する。詳しい応募方法はグリーンチャンネルのホームページ内にある。応募の締め切りは8月24日(到着分)。