野球の第12回U18(18歳以下)アジア選手権(9月3日開幕)に出場する高校日本代表チームは30日、試合会場となる宮崎市内のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎を訪れた。
動画もニュースもバーチャル高校野球
当初は「体はあまり動かさず、休ませよう」(永田裕治監督)と30分程度の確認で終わる予定だったが、選手からの希望もあって2時間の自主練習に変更。18人はリラックスした雰囲気のなかで汗を流した。
なかでも、吉田輝星(金足農)が楽しそうだった。東京での合宿は甲子園での疲れを考慮して別メニュー調整だったが、この日は他の投手たちと一緒にダッシュやキャッチボールをこなした。「いい調子かなと。甲子園の時より状態は良いと思う」と手応えも。左投げでのキャッチボールやロングティーにも取り組み、終始笑顔だった。
31日には宮崎県高校選抜との壮行試合があり、開幕に向けて総仕上げの段階に入る。吉田は、「ここまでチームに迷惑をかけて調整に時間を割いてもらった。その分しっかりいつも以上の投球をしたい」と意気込みを語った。(小俣勇貴)