第18回アジア競技大会は2日に最終日を迎え、ジャカルタのブンカルノ競技場で閉会式が行われた。大会にはアジア・オリンピック評議会(OCA)加盟の45カ国・地域すべてが4大会連続で参加。42競技465種目で、約1万1500人が競った。
日本は金75、銀56、銅74のメダルを獲得し、金メダル数、メダル総数ともに中国に次いで2位。日本の金メダル数は1966年バンコク大会の78に次ぐ2番目で、2020年東京五輪へ弾みをつけた。
大会最優秀選手(MVP)には、アジア女子と日本選手の1大会最多記録を更新する6冠に輝いた東京・淑徳巣鴨高3年の18歳、競泳女子の池江璃花子(ルネサンス)が選ばれた。池江は「狙っていた賞をいただけて光栄」と話した。池江は閉会式で日本の旗手を務めた。
次回の22年は中国・杭州で、次々回の26年は愛知県と名古屋市の共催で開かれる。(中小路徹)