生涯スポーツの祭典、第39回全日本マスターズ陸上競技選手権大会が22日から3日間、鳥取市のコカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場・補助競技場で開催される。エントリーした2015人の中には、2003年の世界陸上選手権パリ大会の銅メダリスト、末続慎吾(38)がいる。陸上人生を語ってもらった。 あの末続が初出場する。「たまたま試合があったから出るだけ。日本選手権に出るように、マスターズに参加させてもらう」 長らく陸上短距離界のスターだった。03年に100メートルで10秒03をマークしたのを皮切りに、200メートルで20秒03の日本記録を出し、世界選手権パリ大会では同種目で銅メダルに輝いた。08年北京五輪400メートルリレーでも銅メダル(後に銀に繰り上げへ)。当時は日本人初の100メートル9秒台の期待を一身に背負っていた。「僕ほど勝負にこだわっていた人間はいなかった。だから負けなかった」 北京五輪前に感じた異変 そんな末続が身体にはっきりと… |
末続慎吾38歳、現役にこだわるのは 休養・独立を経て
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