ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は26日、モスクワを23日に訪れてロシアのプーチン大統領と会談した際、ワシントンに招待したと明らかにした。訪問先のジョージアで行った記者会見で語った。
トランプ大統領は、11月11日にパリで開かれる第1次世界大戦終結100年の記念行事に参加する。その機会に合わせて首脳会談をする予定だが、ボルトン氏は「短い会談になる」と語った。プーチン氏が招待に応じたかや時期については明らかにしなかった。
米ロ関係をめぐっては、トランプ氏が今月、1987年に米国と当時のソ連が結んだ中距離核戦力(INF)全廃条約の離脱を表明。トランプ氏はロシアが条約に違反してきたと批判し、ロシアが反発している。軍拡競争に拍車がかかることが懸念され、首脳会談では解決の糸口が探れるかが焦点になりそうだ。
トランプ氏とプーチン氏の会談…