日本中央競馬会(JRA)所属でJRA女性騎手の歴代最多勝を更新中の藤田菜七子騎手(21)は2日、中山競馬第4レースでヴィエナブローに騎乗して1着となり、2016年のデビュー以来JRA通算47勝目を挙げた。地方競馬の交流戦で挙げた4勝と合わせ、通算51勝となった。通算51勝に達したことにより、今週まで一般レースに騎乗する際の減量特典は2キロだったが、8日の騎乗からは1キロ減になる。
ただ先月、JRAは来年3月からのルール改正を発表。女性騎手に限り、2キロの減量特典を与えることになった。藤田がこのペースで勝ち星を重ねても、来年3月には再び3キロ減の特典を得られる。
前日に中京競馬場で勝ち星を挙げた藤田は2日連続の勝利。中山競馬場ではデビュー以来通算5勝目だが、芝コースで勝ったのは初めてだった。